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  • 一対一の弟子を育てることとは何でしょうか?
  • 一対一弟子養育とは単なる聖書の学びではなく、養育者(一対一を指導する人)と同伴者(一対一を学ぶ人)が16週間一対一で出会い、神のみことばを媒体として互いの生活を分かち合い、信徒の関係を結んでいくことです。このようにして同伴者が霊的に成長するように助けることにより、人格と日々の生活に根本的な変化を与えるための集中養育をする訓練課程です。
  • なぜ、一対一の弟子養育をするのでしょうか?
  • 1) 聖書は、一対一の弟子養育を勧めています。
  • 旧聖書を見ると、神はアブラハムに一対一で訪ねて来られました。モーセとヨシュア、ダビデとヨナタン、エリヤとエイシヤが一対一で対面されました。使徒パウロも一対一で養育を受け、シラス、テモテ、オネシモを一対一で養育しました。下記の聖書のみことばは一対一弟子養育が聖書的な方法であることを述べています。

  • 「たとえあなたがたに、キリストにある養育係が一万人あろうとも、父は多くあるはずがありません。この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。(Ⅰコリント4:15)「また、ご承知のとおり私たちは父がその子どもに対してするように、あなたがひとりひとりに、ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように勧めをし、慰めを与え、おごそかに命じました。」(Ⅰテサロニケ2:11~12)「ですから、目をさましていなさい。私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがた一人一人を訓戒し続けて来たことを、思い出してください。」(使徒20:31)「私たちは、このキリストを宣べ伝え、知恵を尽くして、あらゆる人を戒め、あらゆる人を教えています。それは、すべての人を、キリストにある成人として立たせるためです。このために、私もまた、自分のうちに力強く動くキリストの力によって、苦労しながら奮闘しています。」(コロサイ1:28~29)
  • 2)一対一ですれば集中と伝達がよくできます。
  • 一対一で顔と顔を合わせて会話をするので集中できます。相手が自分の話を聞いているのか、または違う考えをしているのか、すぐに分かります。よく集中できると確実に伝えられます。もし、理解できない場合にはいつでも質問することができ、また相手がよく理解しているか、うまく伝わっているかをすぐに把握することができます。この点が講義や小グループでの聖書研究と著しく異なる点です。
  • 3)一対一ですれば人格同士のであいが可能で、養育の実が確実です。
  • 説教や講義のように一多数の場合には、知的には有益なことが多いが、人格的な出会いは難しいものです。しかし一対一で会うと、顔と顔を互いに合わせることができ、心と心の交わりがたやすくなされます。このような人格同士の真実な出会いの中で、人々は一番確かな影響を受け、変わります。
  • 4)一対一では、共同体の中では隠せる個人の問題が露わにされます。
  • これは一対一弟子養育の難しい点でもありますが、また強い点でもあります。現代の社会はすべてが保障され、豊かなようでありますが、人々は意外に深刻な孤独感と空虚さを感じながら生活しています。教会の中でさえ抽象的な交わりに終わってしまう場合があります。
    このような現象は大きな教会であればあるほど、より深刻であるといえます。普段は自分の周りに人がたくさんいるようですが、いざ、助けを必要とする困難なことに出会ったときには、周りにだれもいないのに気がつきます。牧師や伝道師は忙しく、会うことがたいへん難しいものです。しかし一対一の出会いと交わりはこのような抽象的な交わりでは得ることのできない、心と心の出会いを可能にします。自分の周りに誰かがいます。それは養育者です。自分の周りに理解し、共にいてくれる人がいるという思いは、教会全体を暖かく、家庭的な雰囲気にさせます。そのため、大きな教会であるほど一対一弟子養育はいっそう必要だといえます。
    しかし、一対一にはその代価が要求されます。時間という代価、個人の自由と私生活が侵されるかもしれないという代価です。しかしその代価を支払う人には、すばらしい報いがはっきりと伴います。
    その代価こそキリスト中心の生活です。
  • 5)一対一弟子養育は、養育者に継続的な成長を与えます。
  • 養育者として仕えると、羊の位置から一歩進み出て、牧者の心と姿勢をもつようになります。受けるだけの羊の位置にいれば、羊の心と姿勢から抜けることが難しいのですが、養育者になり同伴者に仕える場に立てば、牧者の心を知り、自分もそのような心を抱くようになります。これはキリストの成長した高みにまで成熟する機会を得ることでもあります。一対一弟子養育はこのように、信徒の働き人を育てる重要な養育方法です。
  • 6)一対一弟子養育の目的
  • 一対一弟子養育の目的は名前だけの形式的なクリスチャンではなく、信仰と生活が一致する真のクリスチャンを育てることにあり、自己中心のクリスチャンではなく、キリスト中心のクリスチャンとして立つようになることです。

  • 一対一弟子養育はどのようにするのでしょうか
    養育の鍵は主にあります。主が私を通して他の神の子を助けることであります。ですからいつも主に信頼する気持ちで行なわれなければなりません。パウロは自分はみことばの種をまき、アポロは水を注いだが、成長させたのはただ神ご自身であると述べました。
    もうひとつの鍵は愛です。互いに愛する心がなければ養育は味気ないものになってしまいます。愛は互いの心をつないでくれる紐で、愛によって心と心がひとつにつながるとき、互いの生活を真剣に分かち合うことができます。このようになるとき、一対一弟子養育は最初の目標を達成することができます。